足立美術館で物思いにふけったカメは、再び観光バスに揺られてみやげ物やの「お菓子の壽城」へ。 高尚な世界からどすんと下界へ落とされた気分。 ま、いいか。
昔この辺りにあったお城を、地元のお菓子屋さんが再現したそうです。20分の間で、お菓子の試食と買い物に追われるカメ。
そしてまた、バスに揺られて遠路、鳥取砂丘へ。 砂丘センターでまずは腹ごしらえ。
ちらし寿司やら、蒸しせいろやら、いろいろ。 食べ終わった人からリフトに乗って砂丘へ。
鳥取砂丘です。 観光客がいっぱい。 あの丘の向こうは海です。
このように写真を撮ると、砂漠みたい。
丘を登ります。 結構疲れます。
丘の頂上にきました。 海からの風が強いです。
風があるので暑くはありませんが、日差しは強かった。
鳥取砂丘って、もっと広いのかなと思っていたんですけど、「砂丘」ですものね。 砂漠とは違います。 砂漠が見たいなら、サハラへ行くべし。
さて、鳥取砂丘を後にして、バスは中国山地を越えて、岡山駅へと向かいます。 バスガイドさんが、車窓から見える鳥居を指差して、「あの神社には・・・」「あの岩には・・・」「あの木は・・・・」と、出雲や因幡地方の神話や言い伝え、町並みの説明をたくさんしてくれました。「今回は時間の都合で、皆さんをご案内できないのが残念です。」と言われ、カメも本当に残念になりました。
のぞみで東京へ。
新幹線の中で食べた祭りずし弁当。
時間に追われた忙しいツアーだったけど、ガイドさんの説明はとても面白かったし、自分の好みでは絶対に訪れない場所にも行けて、そこで新しい発見もあったし、ツアーにはツアーなりの良さもありました。 でも、やはりもっと1つの場所をじっくり見てみたかったなあ。 今度は個人で、違う季節に山陰を訪れ、神話をめぐる旅をしたいと思いました。